フランス映画のエッセンスを通して、フランスの歴史や文化に触れるカルチャーカフェ。
笑いや悲しみ、愛と憎しみなどをテーマに映画の意図を探る楽しい一時。
講師の大嶋優さん(関西学院大学フランス語講師)のトークで、フランスがますます身近になり、興味が尽きません。
他国を知れば自国が見え、歴史を知れば、今という時代も見えてくるような…。
月に一度、 土曜の午後を知的に優雅に過ごしてみませんか?
これまでのラインナップ
第1回『ヴェルサンジェトリクス』『ジャンヌ・ダルク』『王は踊る』 第2回『フランス革命』前編 第3回『フランス革命』後編
第4回『さよなら子供たち』 第5回『パリ空港の人々』
第6回『髪結いの亭主』 第7回『トリコロール/赤の愛』
第8回『憎しみ』 第9回『ミッション・クレオパトラ』 第10回『ギャルソン!』 第11回『8人の女たち』
第12回「ルパン』 第13回『マルセルの夏』
第14回『カミーユ・クローデル』 第15回『ココ・アヴァン・シャネル』
第16回『太陽がいっぱい』 第17回『潜水服は蝶の夢を見る』 第18回『勝手にしやがれ』 第19回『グラン・ブルー』
第20回『パリ20区、僕たちのクラス』 第21回『ムッシュ・カステラの恋』
次回の予定
2012年12月8日(土)午後2:00〜4:30
映画『ムッシュ・カステラの恋』(1999年、監督アニエス・ジャウィ
)
今回はアニエス・ジャウィ監督の『ムッシュ・カステラの恋』(1999)を取り上げます。
閣僚の半数が女性というお国柄、映画監督も女性が多い。
男性の監督は自らの過去や夢を描くことが多かったような気がします。
これに対し、女性の監督は現実を、とりわけ男性社会のひずみ、情の機微を描くのに長けています。
アニエス・ジャウィはさらにひとひねり!
原題は「他人の好み」とも「他人への関心」ともとれるle gout des autresです。
ムッシュ・カステラの涙ぐましい努力をとくとお聞きください。→当日開催の様子は→ 第21回『ムッシュ・カステラの恋』