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フランス映画のエッセンスを通して、フランスの歴史や文化に触れるカルチャーカフェ。
笑いや悲しみ、愛と憎しみなどをテーマに映画の意図を探る楽しい一時。
講師の大嶋優さん(関西学院大学フランス語講師)のトークで、フランスがますます身近になり、興味が尽きません。
他国を知れば自国が見え、歴史を知れば、今という時代も見えてくるような…。
月に一度、 土曜の午後を知的に優雅に過ごしてみませんか?


これまでのラインナップ

第1回『ヴェルサンジェトリクス』『ジャンヌ・ダルク』『王は踊る』       第2回『フランス革命』前編     第3回『フランス革命』後編 
第4回『さよなら子供たち』     第5回『パリ空港の人々』         第6回『髪結いの亭主』        第7回『トリコロール/赤の愛』
第8回『憎しみ』
           第9回『ミッション・クレオパトラ』    第10回『ギャルソン!』       第11回『8人の女たち』 
第12回「ルパン』           第13回『マルセルの夏』          第14回『カミーユ・クローデル』   第15回『ココ・アヴァン・シャネル』
第16回『太陽がいっぱい』     第17回『潜水服は蝶の夢を見る』    第18回『勝手にしやがれ』      第19回『グラン・ブルー』

次回の予定 ( 10月はお休みします
2012年11月10日(土)午後2:00〜4:30

映画『パリ20区、僕たちのクラス』
(2008年、監督ローラン・カンテ)


今回は『パリ20区、僕たちのクラス』(2008年)を取り上げます。

フランス語で「教育制度」のことをOrganisation de l’enseignementオルガニザシオン・ドゥ・ランセニュマンと言います。つまり「知的教育制度」です。

しかし、この映画の主人公、フランス語(国語)の教師、フランソワは「知的教育」のほかに「しつけ」(徳育)もやらなければならない。国語教師ですから、言葉に細心の注意を払っています。ところが、生徒たちとの意思の微妙なズレのため、彼が吐いたひと言で、ついには退学者を出してしまいます。

教師は子供が好きでないと務まりません。学級崩壊に近い環境のもと、さてフランソワはどのように生徒たちと接しているのでしょう?

 




 

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