夏から名称を新たにスタートしました。「大嶋優のフランスまるかじり“オーシネマ・カフェ”」です。
「オーシネマ」は、フランス語で、「映画へ」という意味。「ネ」を小文字にしたのは小声で発音すれば「オーシマ(大嶋)・カフェ」ってな訳です。
フランス映画の見どころを聞きながら、フランスの歴史や文化に触れるカルチャーカフェ。
笑いや悲しみ、愛と憎しみなどをテーマに映画の意図を探る楽しい一時。
講師の大嶋優さん(関西学院大学フランス語講師)のトークで、フランスがますます身近になり、興味が尽きません。
他国を知れば自国が見え、歴史を知れば、今という時代も見えてくるような…。
月に一度、 土曜の午後を知的に優雅に過ごしてみませんか?
これまでのラインナップ
第1回『ヴェルサンジェトリクス』『ジャンヌ・ダルク』『王は踊る』 第2回『フランス革命』前編 第3回『フランス革命』後編
第4回『さよなら子供たち』 第5回『パリ空港の人々』
第6回『髪結いの亭主』 第7回『トリコロール/赤の愛』
第8回『憎しみ』 第9回『ミッション・クレオパトラ』 第10回『ギャルソン!』 第11回『8人の女たち』
第12回「ルパン』 第13回『マルセルの夏』
第14回『カミーユ・クローデル』 第15回『ココ・アヴァン・シャネル』
第16回『太陽がいっぱい』 第17回『潜水服は蝶の夢を見る』 第18回『勝手にしやがれ』 第19回『グラン・ブルー』
第20回『パリ20区、僕たちのクラス』 第21回『ムッシュ・カステラの恋』
次回の予定
2013年1月12日(土)午後2:00〜4:30
映画『男と女』(1966年、監督クロード・ルルーシュ
)
今回はクロード・ルルーシュ監督の『男と女』(1966年)を取り上げます。
「シャバダバダ、シャバダバダ……」 誰もが一度は耳にしたことのある曲、そう『男と女』のテーマ・ソングです。曲が映画を超えて独り歩きする。作曲はフランシス・レ。『白い恋人たち』、『ある愛の詩』、『恋人たちのメロディー』、『愛と哀しみのボレロ』等でお馴染みの作曲家。
主演はジャン・ルイ・トランティニャンとアヌク・エメ。トランティニャンは、『赤の愛』で元判事役を演じた人物です。名優とは言い難いが、個性派俳優です。若かりし頃のトランティニャンをご覧あれ。アヌク・エメはこの映画の他に、フェリーニ監督の『甘い生活』や『8
2/1』に出演しています。そして次回予定の『モンパルナスの灯』で はモディリアーニの妻を演じているのですが。
さて、映画『男と女』の内容はと言えば…… お楽しみ!