トップご挨拶イベントNEWSお知らせレンタルカルチャーエコ街のはたけてっらこや館内アクセス

過去の記事へ |次の記事へ | NEWS一覧へ











































































































第2期『地域再生コーディネーター養成講座』スタート

シニア世代ならではの生き方  《10月2日-3日》  

開講の挨拶をする鈴鹿カルチャーステーション(SCS)理事の坂井和貴氏。
「地域再生コーディネーターとは何か」「 新しいつながりの創造をどう実現するか」という本講座の主旨に触れる。「畑、里山、講演、講座を使って、共に学びながら、互いに知り合い、信頼できる場づくりから、新しいつながりが生まれるのではないか。実践できる人になってほしい。それが地域創生になるのでは」と話す。

昨年に引き続き「地域再生コーディネーター養成講座」が、10月2日3日にスタートした。
今年二年目となる養成講座は、10月は基礎の「中高年の健康生きがいづくり」、11月・12月は応用編で「これからの地域社会像とその実現」の講座と、里山や街のはたけ公園を使った実学とが週末に連続して行われ、来年1月22日の公開講座をもって終了する。
昨年の第一期メンバー20名は、今年二月に厚生労働省「健康生きがいづくりアドバイザー」、同時にSCSから「地域再生コーディネーター」として認証され、現在活躍中である。

シニア世代がこれまで培ってきた技や心を、積極的に活かす道はいろいろあるだろう。
その総合的な判断力や人的なネットワークの厚みは、若い世代には決して真似の出来ないものだ。
これからの社会は、文明の転換期とも言われるほど、大きな変化を見ることは必至だが、その中で、シニア世代ならではの力を発揮して、会社から地域社会に拠点を移した新しい生きがいづくりを提案しようとしている。子どもたち孫たちも安心して暮らせる地域社会を創造する、ボランティアの新しい形として、有償ボランティアの提案も含めた。

この講座の講師陣には、財団法人健康生きがい開発財団、鈴鹿市社会福祉協議会、NPO法人循環共生社会システム研究所など実務者や科学者に加えアズワンファームや里山の実務者、さらに第一期メンバーから早速講師もでて、講座を設けるなど、多彩である。

第一期メンバーで講師を務めた一人、宮地昌幸さんのブログにその時の様子が綴られている。




内藤正明氏による第1講座。
「 人類の文明の中で、現代は特殊な状況にある。地球環境問題の解決は地域づくりからしかない。それはなぜか? 人とのつながりが求められている。
そのつながりが、しがらみになるか、絆になるか… 貨幣経済に左右されない新しい絆が必要だ。
人生の最終コーナーを迎えたシニア世代に、これまでの経験を若い人たちに伝えていってほしい」




杉本信之氏。自身の半生を振り返り人生観を語る。



大谷源一氏(財団法人 健康生きがい開発財団常務理事)
昨今の社会状況の変化を述べ、地域再生の必要性を説く。
「今の時代は既に『公共』という言葉はなくなった。
公共の『公』、『おおやけ』というものは死んでしまった。『共に』しかない。
『 公』を自分達でやるんだ。民間でどう楽しくやるか、ということ。そういう時代だ。」




伊藤敏正氏(三重県 健康生きがいづくりアドバイザー )
健康生きがいづくりアドバイザーとしての心得を講演。


第1期生が講師になって

10月3日、二日目は「健康生きがいづくり三重」のメンバーが講師となって講座が設けられた。


伊藤八重子さん (健康生きがいづくりアドバイザ―)


大平照子さん (健康生きがいづくりアドバイザ―)


大平達男さん (健康生きがいづくりアドバイザ―)

(記事:編集部)

このページのトップへ

since 14.Jun.2010  Copyright SCS All right reserved.