ジャガイモ植えと旬の野菜を採って食べよう!
《循環共生パーティー主催 はたけ企画》!開催 《2015年3月8日》
昨晩からの雨も上がり、気持ちよく晴れた日曜日。「はたけで食べよう!」イベントが3月8日、街のはたけ公園で開かれました。今回は、「ジャガイモを植えて、旬の野菜を採って食べよう!」という内容。さて、どんな体験が出来たかな!?
ところで、晴れたと言っても畑は水たまりの泥んこ状態。畑作業にはちょっと不向きかな。でも、参加した皆さんはそんな悪条件にもめげず、泥んこになりながらもジャガイモ植えに取り組みました。では、その様子をどうぞ!
鈴鹿市算所の「街のはたけ公園」で
●ハウスに集合♪
受け付けを済ませると、ハウスで輪になり、簡単なセレモニー。
顔なじみの人もいれば、初めての方もいます。
スタッフの大平さん夫妻の挨拶でスタート。
この企画のスタッフさんは、みな60代以上のシニア世代で、お爺ちゃんお婆ちゃんの年齢なのです。ですから参加者の皆さんに触れることは、自分の子や孫と接するような楽しみがあるんだとか。そんな話もありました。
●旬の野菜収穫へ♪
最初は、旬の野菜収穫へ。
「旬の野菜って何だろう?」
と、別のハウスへ移動します。
全員が揃うまで、ハウスの前で待ちました。
そんな時でも、
「あ! タンポポが咲いてる!」
「とっちゃダメだよ」
そんな発見も楽しみの一つですね。
はたけの中を歩くだけでも楽しそう。
●収穫したのは♪
旬の野菜とは、カブのことでした。
この企画のために、畝の1列分だけ、収穫しないでとっておいてくれたのです。
子どもたちは次から次へと抜いていきます。
あっと言う間に終わってしまいました。
「あ、これ水菜!これも収穫していいですか?」
スタッフから「どうぞ!」と、収穫していました。
「置いてかないで〜」
●ジャガイモ植え♪
ジャガイモ畑にやってきました。大平さんが植え方を伝えます。
植える間隔と土の肥料分で、ジャガイモの大きさや収量が決まってくるそうです。
種イモからは、もう芽が…
●チャレンジ!
畝に棒を指して穴を深く開けます。
親子でよいしょ!
次に種イモを1つ、穴に埋めて土を被せたら出来上がり。
一つ一つ丁寧に植えています。
全身で棒を指していく。
こちらの子たちは3人で手分けして1畝分植えてしまいました。
こちらは、2人で役割分担して追いかけるように植えています。
終わった子は、遊びに
みんなで4畝分、約420個のイモを植えました。3か月でジャガイモが出来るそうです。
●おやつタイム!
みんなが戻ると石焼き芋も出来上がり。
アツアツのホックホク!
●ランチタイム
続いて恒例のカレーライス。
先ほど収穫したカブ。包丁で切っただけです。
「え! これをこのまま食べるの?」
そんな戸惑いもあったようですが、
食べてみると「あまーい」という感想でした。
●食べ終わって
お腹いっぱい食べた後は、広場でケードロ遊びに。
●参加者の声
初めて参加したというお母さんは、
「楽しかった。ジャガイモ植えも初めての体験です。
こんなふうに、ゆったり過ごせる時間って普段はなかなかありません。
親同士でこうして話をしていても、子どもは好き勝手に遊んでいられて、気にならなくて、安心していられます。
今日は、スマホも置いてきました。こうやって外で食事するのもいいです。
ふと気付くとタンポポやホトケノザが咲いていたり、季節も感じられる。
家も隣がお婆ちゃんちの畑があるんですが、はたけ仕事なんてしたことがないです。
体験してみて、野菜ってこうして大きくなるんだ、とか分かる。
今日植えたジャガイモは6月に出来ているっていうので、その時にまた参加します」
その娘さんも
「はじめはドロドロでいやだったけど、後から楽しくなった」
と感想を話してくれました。
同じく初デビューというお母さん
「思ったより子どもは一生懸命やってました。子どもも楽しんだようですが、私もとても楽しかったです」
常連組みに、この企画のおススメポイントを聞いてみました。
「普段出来ないことが出来ることですね。野菜って子どもにとっては、スーパーに売っているものとしか知らなくて、こんな体験すると、こうやって出来るんだなーっていうのがわかってくる。
土いじりは、子どもにとっても楽しいけど、親の私たちも楽しいです。
働いてお腹空かせて、ご飯もお腹一杯食べられて、最高ですよ」
参加費500円というのも、お手軽で、とってもいいです。
●進化する「はたけ公園」!
ついに、はたけ公園の入り口に看板が立ちました。
はたけ公園の趣旨や主催・協力団体が記されています。
●またまた種菌植え!
里山で伐採した木で大きいものは炭になり難いということで、
薪の燃料にしようと、薪置場を辻屋さんが作ってくれました。(写真右)
ここで、1、2年ほど乾燥させると、立派な薪になるそうです。
●またまた種菌植え!
石焼き芋を焼くスタッフ
これがロケットボイラー。横から炭を入れて、上を加熱する仕組みで、熱効率がとてもいいそうです。
(写真・記事:いわた)
次回は、3月29日(日)10:00〜13:00頃解散
「野草・山菜を採って食べよう!」、
すずかの里山です。!