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清鈴庵で「お茶事」体験 《9月9日》


もともと「茶」は、薬のことで、その服用に、腹を満たしてからが良いとされていたため、茶の前に食事を摂る習わしがあったとか。その流れで、茶道では、少人数を招き、食事(懐石)を差し上げ、濃茶、薄茶を点ててもてなす“茶事”と呼ばれる接待がある。

茶道の神髄はそこにあるとまで言われるそうだ。そよ風茶道愛好会(代表:石川恒三氏)から正式の茶事を学びたいという依頼があったことから、最も基本であり格式のある「正午の茶事」が、初心者向けに何度か用意された。

その参加者から早速感想を頂いたのでここに紹介したい。(いわた)



                

片山先生、先日は 大変 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます。

初めての お茶事に 初めはドキドキしていましたが、
とても 気持ちが安らぐのを感じました。

茶室独特の、外とは一線を画した空間で、ゆっくりご飯を味わわせて頂き、
お腹よりも心が満たされ、

お茶のお手前を拝見させて頂く間の、静かな中のお茶を立てている音が
なんとも心地よかったです。

今 あの感覚を思い出すと また、とってもしあわせです。

お花や 掛け軸も 素敵で、『山色清涼身』じっくり観たので、今もまだ覚えています。

お茶事をまたやりたいです。ありがとうございます(^0^)

                                  小林正和



型に入って、その精神を学ぶ、というのが日本の伝統文化に見られる流儀だ。その体験によって味わう心境や心持ちは、学び触れたものでなければ分からない世界でもある。深まった精神によって型を演じ、体現し、また道を極めていくという文化でもある。とかく型や形だけが一人歩きしてしまうが、どんな心境や精神を体得しているか、そこに文化の元があるような気がしてならない。(いわた)


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