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鈴鹿カルチャーステーション絵画教室展覧会開催中! 

                        2015年10月16日 アートスクール

天高く、爽やかに晴れ渡るこの季節。芸術の秋に呼応して、鈴鹿カルチャー
ステーション絵画教室展をイオン白子店2階で10月18日日曜日まで開催
しています。

昨年第1回目の展覧会を開催し、今年はその2回目です。
これは大人クラスの絵画展で、水彩画、油彩画、日本画を展示しています。
この一年で描いてきた作品で、また一つ進歩したように思います。
その何点かをピックアップしてつぶやいてみました。



「絵って何だろう?」という問いが入口の挨拶文に書かれています。



会場正面



会場左側面は、風景画が並んでいます。



杉野さんの『フェアウエー』。ゴルフ好きな杉野さんは、
このホールにはもう何十回と立ってプレーしているそうで、
お気に入りの場所だとか。油絵で描かれています。描写力がアップしてきました。



山際さんの『夕陽に映える』。他の作品は花や野菜をモチーフにしていますが、
この作品だけ、風景画です。船に魅力を感じて、何枚もこの場所から描かれて
います。船の形や遠近関係が多少歪んでいますが、その形の面白さとなんとも
言えない愛着のような温かさが感じられる絵です。



小阪さんの椿を描いた『ヤブツバキ』。花が大好きで、山に登り、珍しい花の
写真をたくさん撮影しています。今年は、バックの彩色にもチャレンジして、
絵に奥行と空気感を与えています。見所は細部の着彩。集中力を感じます。



岩田作『野道』。秋に入り木々の葉が色づき始めた頃に椿大社に行って
描きました。



岩田作『ほのか』。日本画の作品です。花の開いている時の光彩と、閉じていく
時の儚さを絵にしました。



今年から始めた吉田さんの素描『うたたね』。愛犬の動きをとらえようとして、
ペンを動かすその線がとても生き生きと感じます。そして、目鼻口の密度が
ポイントになって愛おしい表情が伝わってきます。



ベテラン船田さんの『千代崎海岸』。遠くの灯台にすーっと引き込まれていきます。
船田さんの絵の特徴は、このやさしいタッチとやさしい色使いです。
人柄がよく出ているんでしょうね。フウテンの寅さん風で、人情味の厚い方です。




こちらもベテラン江藤さん作の『春のせせらぎ』。江藤さんは気骨のある九州男児。
絵の表現にも、その求道精神をもって探究しています。
故郷、宮崎県綾町で描いたというこの作品は、水の流れる音さえ聞こえてくるよう
に感じます。

自然の風景やものの美しさを感じて、それを絵という形に表現しています。
人の感情をよく「喜怒哀楽」に喩えますが、そんなに単純なものではなく、
心の世界は、広く深く、永遠の豊かさをもっているものです。その複雑で深淵な
心境を絵に表すことによって、絵と会話することで、見えてくる世界も変わって来
ます。感じるものも違ってきます。
そんな感性を磨きながら心の世界を広げ、絵を楽しんでいます。

(講師:いわた)


大人のアートスクールは
 毎月 第2・第4 土曜日 午前10:00〜12:00 (室内)と。
 毎月 第3土曜日 午後1:00〜4:00 (屋外写生) があります。


 体験教室 随時受付中です。お気軽にどうぞ。

詳しくは→ SCSアートスクール




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