日常の子育てを見直す貴重な機会に 「またやってほしい!」
「子どもの“根っこ”が育ち伸びるには… 一緒に考えましょう!」という呼びかけで9月度の子育てセミナー&サロンが9月29日に当館で開催されました。
乳幼児を連れたお母さんたちが集まり、楽しい一時を過ごしたようです。
このセミナーはサイエンズスクール鈴鹿とのコラボレーションで行われた初めての子育てセミナーでした。同席したスタッフのレポートからその様子をご紹介します。
日常の子育てが客観的に見えてくる…
第一回目は「子育てって大変??」
というテーマでした。乳幼児や小学生のお母さん達が多数参加されました。
サイエンズスクールのコーススタッフ、佐藤靖仁さんが今回の講師。
最初に参加者のお母さんに、
「“子育てって大変だな”と思うときはどんなときですか?」
との問いかけが佐藤さんからあり、参加者のお母さん達は日ごろの大変さを大い
に(?)語ります。
「ではどんな人に育って欲しいと思っていますか?」
という問いかけには、
「自分で考え、切り拓いていける強い子に」
「心の優しい子に」
「人の痛みが分かる子に」
等など、願っていることが出てきます。
この二つを並べてみると、子どもにこうなってほしい、と願っていることと、日ごろ子どもに接していることとが、何か客観的に見えてきて、自然と見直すきっかけになるような気がしました。
2時間があっという間に
その後、お茶を飲みながら、佐藤さんの話を聞いて思うことをそれぞれに出し合いました。次々と日ごろの子供とのやりとりの事例や、子供のことで夫婦で意見が違う時、などの話が出て、2時間という時間があっという間に過ぎてしまいました。
なにより、日ごろ子どもと長時間接し、あれやこれやと忙しいお母さん達にとって、子どもと離れてゆっくり思うことを出したり見直す時間をとること自体が、とても貴重な機会である気がしました。
最後の感想でも、又やってほしい、一ヶ月に一回と言わず、2回やってほしい、などの意見が出て、そんな声を聞くと、子育てという仕事(?)は、もっともっと周りの人達からも尊重され、サポートが必要なものではないだろうか、と開催者である自分も考えさせられました。
小さなお子さんは別の部屋で楽しく遊びました。
次回の子育てセミナー&サロンは10月27日(水)です。
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