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2010オータムフェスティバル開幕 9月5日

芸術の秋 飾る「ギャラリートークリコーダー演奏」


ギャラリートークの一場面

文化・芸術の秋、鈴鹿カルチャーステーションでは、「オータムフェスティバル」と銘打ってカルチャー・コミュニティ・エコロジーに関する様々な分野からの発表・展示・講座・講演会などを連続開催する予定です。
そのスターティングイベントとして、9月5日、『ギャラリートーク&リコーダー演奏』が開催され多くの来場者で賑わいました。

ギャラリートークでは、日本画を描いている岩田隆さんに、お話を伺いました。
写生のとき、一点から描き進め、画面を一周して最初の点に戻ってきたときにピタッと合う時があるとかで、その時、自分をスゴイ!と思ってしまう、そんな話に会場からも笑いがこぼれ、楽しい一時になりました。

つづいて、桜島小学校のリコーダークラブによる、演奏発表が行われました。
その感想を、岩田さんのブログで紹介します。

桜島小学校のリコーダークラブ代表9人によるアンサンブルは、とても魅力的で、
何種類ものリコーダーによる演奏を初めて聴いた自分にとっては、感激でした。
その音色と響きはもちろんのこと、自分が一番心を打たれたのは、子どもたちの
自然さ、純粋さが、同時に伝わってきたことです。
その音は、彼女たちの心の底から鳴り響いてくるようでした。
「体で表現しよう」という指導も受けているのかもしれませんが、曲に合わせて
リズミカルに揺れる身体の動きは、まるで、風に揺れる野の花のよう。
あまりにも、自然体で、無理のない動作です。大人では、こうはいかないでしょう。
どうしても意図的なものが働いてしまいます。
しなやかな動きは、風にゆれるコスモス、といった感じもしました。

ところで、風に揺れているコスモスの枝は、どこが揺れているか分かりますか?
実は、部分部分を見ると、茎も葉も、その形は変えません。
部分は、形を変えずに揺れているのです。では、根元が揺れているのか?
さほど揺れているようには見えません。でも、全体は大きく揺らめいている。
(もちろん強風に煽られると、別の話ですよ)
この「揺れ」に自然さを感じます。

人の身体にも中心線があり、その線がきれいだと、とても美しく感じるもの
ですが、この子どもたちの姿は、その線がとても美しく揺れていました。
そこに、子どもならではの、純粋性と自然さを感じ、感激したのだと思います。
いつか、絵にしたいと思いました。(岩田隆)


リコーダー演奏とギャラリートークはビデオ映像で視聴できます。
→ http://blog.scs-3.org/?eid=22




読売新聞(2010年9月28日付け)より

桜島小リコーダークラブが、西日本コンクール(9月11日)で最優秀賞に輝き、鈴鹿市長らを表敬訪問したことが新聞に掲載されました。





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