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 Suzuka初 「子ども文化」発信! 

 Suzuka子ども文化芸術祭 速報 《11月13日》


「子ども文化の交流と発信の場を」と企画された初の試み、「Suzuka子ども文化芸術祭」が、11月13日、鈴鹿カルチャーステーションで開催されました。鈴鹿とその周辺各地から集まった、小・中・高校生の9グループによる、器楽演奏や合唱、太鼓、演舞などの発表が行われ、出演者、来場者合わせ、当館溢れるほどの賑わいとなりました。

写真で御覧ください。


@ オープニングを飾ったのは、チーム「鈴鹿太鼓」による和太鼓。
「出陣太鼓」「疾風迅雷」「鈴鹿の音」を演奏。
その迫力に、 道行く人たちも脚を止めていきました。


A すずフェスでもおなじみのチーム「 津〜絆〜」 による「よさこいソーラン演舞」。
チーム選抜メンバーで、軽快にかつ力強い舞を披露してくれました。


B トランペット独奏。西田昴平君( 大木中学校3年生)と ピアノ伴奏は林光 君。

「僕は3年間、吹奏楽部で仲間を思いやる気持ち一緒に演奏することの楽しさを学びました。今日演奏する曲は、ソロコンテストで演奏した思い出深い曲です。共に吹奏楽部で頑張ってきた林君と心を込めて演奏します。」
と 紹介され、トランペットの音色が会場を包みました。


C クラリネット五重奏。大木中学校吹奏楽クラブ5名が、「崖の上のポニョ」を演奏。
「私たちは、大木中学校吹奏楽部でクラリネットを吹いています。とても個性的でいつも元気な5人組です。今日は、そんな私たちにぴったりな、元気いっぱいの『崖の上のポニョ』を演奏させていただきます。楽しんで、演奏させていただくので、みなさんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。」


D チェロ演奏の 安田果穂(小学校4年生)さん。
 ソナタト長調(サンマルティーニ)を演奏。大勢の人の前での演奏はとても緊張したそうです。「チェロの音色が好き」で、この楽器を始めたと話してくれました。


E ピアノ演奏 
池田有希さん( 小学校6年生) 。「ピアノソナタOp.49-2 第1楽章」を演奏。
普段は普通の小学生です、といいながら、毎日3時間は練習しているそうです。


ヴァイオリン演奏
坂井和夏菜さん(小学校6年生)、「コンチェルト ニ長調Op.35 第3楽章」を演奏。
とても高度な曲目に挑戦、それでも「楽しく演奏できた」と満足気。


西部少年少女合唱団(29名)による「赤鬼と青鬼のタンゴ」「トイレの神様」
「瑠璃色の地球」などを合唱。「トイレの神様」は、独唱を織り交ぜての発表で
涙ぐむ人たちもいました。


トリをつとめたのは西日本コンクールで金賞に輝いた、 桜島小学校リコーダークラブ。伝統的なアイルランド民謡から、リコーダーのために作られた邦楽曲を披露。
リコーダーの軽快なテンポと演奏する子ども達の楽しさが会場に響きました。


当館に関わる 子どもの絵画作品も展示しました。


今回のイベントについて、鈴鹿カルチャーステーションの坂井さんが、ご自身のブログに綴っているものを引用し、全体の様子をお伝えします。


 計9つの発表があった。「鈴鹿太鼓」と「よさこいソーラン」は玄関前駐車場でやった。迫力もあり、音も大きかったので、SCS内の観客だけでなく、道行く人や近隣の住民からも注目を浴びていた。

 大木中学校吹奏楽クラブからの2チームは、SCSでわらべうた教室を開いている中原尚美さんからの繋がりで来てくれた。尚美さんはピアノの先生でもあり、大木中学校の音楽教師でもある。

 チェロ、ヴァイオリン、ピアノの独奏。3人とも小学生にしては難曲に取り組み、喝采を浴びた。演奏後のインタヴューで、「たくさんの人の前で緊張して・・・」には笑いが起き、「気持ちよく弾けましたー」には拍手が起こった。なぜ拍手したくなったんだろうか?

 西部少年少女合唱団30名は、市会議員の杉本さんが繋げてくれた。合唱なので、他の演奏とは違い歌詞があった。「トイレの神様」というおばあちゃんのことを歌った歌の時、涙する人がたくさん居た。演奏の良し悪しやメロディより、「言葉」に反応するものが大きいということだろうか?その人の心象が反応して行く。

 トリは桜島小学校リコーダークラブ。9つのどの発表もそうだが、本当に目と鼻の先のライブ感がある。市民会館や県の大ホールは、収容人数が2000〜3000人にもなる、ジャンボジェット規格。それに対してSCSは、セスナ機規格か・・・

 大きさや建物の立派さでは遠く及ばないが、セスナにはセスナにしか出来ない小回りの利く企画があるはずだ。タダのお客さんにならない、或いは大衆向けの出来あいの文化を享受するだけに終わらず、どの人も自らが新しい文化の担い手になるような、そんな方向。そういう文化はプライスレス・・・高く見えても払いたくなる・・・だって自分のことだから。


(ここまでがブログの引用)

いろんな繋がりから、今回の企画開催となり、当館スタッフの中島さんも挨拶で 感謝の気持ちを表していました。
子どもたちにとっても、素晴らしい交流の場となったと思います。
また、見守る親御さんや大人たちの目線も温かく、こんな場が実現できたことは、まさに鈴鹿カルチャーステーションの願いの一つが実現出来たように思い、嬉しい限りです。

街の縁側、日常的に立ち寄れる場で、文化の芽が育ち、
文化 の心が、人々の中に浸透し、やがて花開いていく、その可能性を感じつつ、
「子ども文化」の未来の光を見たように思いました。(いわた)

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