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「HARU NO SHIRABE」 コンサート!
 Piano 佐山絵美  Violin 船越さくら  《2015年4月29日》 




初夏を思わせる陽気となった大型連休初日、
29日午後は、ピアノとヴァイオリンのコンサート
「HARU NO SHIRABE」がSCSで開催されました。
開場前にスタッフ、関係者の皆さんが会場設営にとりかかり、
エントランスとカフェスペースはコンサートホールに様変わりです。



会場はほぼ満席で奏者の出番を待ちます。



メンデルスゾーンの『春の歌』で始まりました。
ショパン・モーツアルト・ベートーヴェン…と、名曲が続きます。
会場の私たちはうっとりと聞き惚れ、
優雅で美しいクラシックの世界へと誘われていく…
「ああ、気持ちよい」の一言でしょうか。



ヴァイオリンの音色は楽器の中でも人の声に一番近いといわれています。
その響きは、感情がそのまま声のように伝わってくるよう。

ある時は悲しみにあふれ、ある時は陽気な笑い声に
また、のびやかなトーンは懐かしい郷愁の旅へ。



ヴァイオリンは船越さくらさん。
現在、県内を中心に講師や音楽活動をされています。



ピアノは佐山絵美さん。
大学や高校でも音楽指導を行う傍ら、関西各地で演奏活動をされています。
お二人とも、優秀な経歴を持つミュージシャンです。



ピアノのソロ曲も披露。軽快でリズミカルな響きが心地よい…

●スペシャルゲストを迎えて


「後半はテーマ曲や様々なジャンルの曲を演奏します」と後半がスタート。



シンガーソングライターの関谷真美さんの登場です。
93年にアルバムデビューし、ライブ活動やボイストレーナーをされています。

今回は関谷さんの“語り”で 演奏とのコラボをしようという初の試みです 。



「演奏では言葉の意味を演奏出来ませんが、言葉のイメージを曲に載せて表現することはできます。そこで言葉と演奏を組み合わせたら面白そう」と発案したと。

ピアノの演奏と関谷さんの語りは、爽やかな春の風を客席に届けてくれました。



ピアノの佐山さんのことを「技術と包容力で私のわがままな演奏に応えてくれています」
と話すヴァイオリンの船越さん。息の合った二人のコンビネーションも聴きどころです。



お二人は、10日前にも佐山さん在住の伊賀で“伊賀公演”を開催し、
今回はその第2弾で船越さん在住の鈴鹿での“鈴鹿公演”となりました。



ガーシュウィンの『アイ・ガット・リズム』も。

上質な音楽に盛大な拍手が送られます。
日常の空間に、高貴な天使が舞い降りたような一時でした。

クラシックというと格調高く、敷居も高い印象で、
会場にも緊張感が漂います。
そんな演奏会をSCSで開いて頂けたことは、
より身近なものになるキッカケになったでしょうか。

ここが、そんな文化の橋渡しの場になれれば嬉しいことです。
所々で配慮に欠ける点があったことをここにお詫び致します。
「街の縁側」として気軽に利用して頂けることと、
「鈴鹿の街に、こんな場所があったんだ!」なんて知って頂ければ幸いです。
(写真と記事:いわた)


鈴鹿カルチャーステーションは、街の縁側・学び舎・文化の発信地として皆様の活動を応援してます。


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