晩秋を愛でながら 千秋茶会 開催 《11月29日》
秋も深まる11月29日、鈴鹿カルチャーステーションのお茶室「清鈴庵」で千秋茶会が開かれました。庭の紅葉もほどよく色づき客人を迎える空間を演出していました。凛とした空気の中で季節を愛でながら茶を嗜み、一期一会の会話も弾んで笑いも零れ、また、場が和む。作法は背すじを正してくれるよう。こんな空間に身を置くことで、清楚な心に還れるような気がします。
片山さんのFacebookからと、江口公子さんのレポートで、その様子をお伝えします。(いわた)
▼精いっぱいのおもてなし
千秋茶会、たくさんの皆さんに来ていただきました。スタッフの社中の皆さんと、精いっぱいおもてなし。濃茶席、薄茶席、親子席と、来られる皆さんに合わせて席の内容を用意してみました。
庭のもみじが良いかんじに色づき始めています。手元のお菓子は、小浪さん製で、私は「木枯らし」という銘にさせてもらいました。紅葉の鮮やかさを引き立てるように、枯れ葉をかたどってつくってもらい、練りきりに包まれた栗入の餡は、口の中で程よく溶けて、抹茶の味わいを引き立ててくれました。
大宗匠の自筆で「心」の一字を、訪れてくださいましたみなさんと、それぞれに感じ取りながら、晩秋のひと時、ゆっくり過ごしていただきました。(片山さん)
掛け軸は、大宗匠の自筆で「心」。
濃茶席
小浪庵作「木枯らし」の主菓子。
お子様用に用意したクリスマスデザインの干菓子。
▼杉本さんのお点前で
心も満たされて…
亭主は杉本さん…着物姿で、少し緊張した?面持ちに感じました。お手前が始まり、手順が時々止まったりしながらのようでしたが、ゆったりと落ち着いてお茶を点てておられたように見えました。
お手前が始まって少しして、お菓子が運ばれてきたころ、弘子さんが入ってきて、ご挨拶をしました。お菓子はこなみさん作の<こがらし>だそうで、とても上品な出来栄えに感じました。杉本さんもこの頃になるとリラックスしてきたようで、いつものギャグが飛び出してきて、みなさん大笑い…リラックスムードの中で、お菓子をいただき、お茶をいただき、心も満たされ…とても素敵なお茶会でした。(江口公子さんより)
次回は、新年早々に「初茶会」が予定されているそうです、お楽しみに!
それぞれのお茶会の様子をFacebookにアップしています。
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