トップご挨拶イベントNEWSお知らせレンタルカルチャーエコ街のはたけてっらこや館内アクセス

過去の記事へ |次の記事へ | NEWS一覧へ

明日かうどもたちの文化祭典開催

 “生命”の輝きを音に、声に響かせて… 《12月2日》 その@ 


鈴鹿カルチャーステーション、エントランスホールで

冬の到来を告げるように急に冷え込んだ12月2日。今年で3年目となる「SUZUKA2013子ども文化の祭典」が、鈴鹿カルチャーステーションで開かれました。

この企画は、日々、学問・芸術・スポーツに励む子ども達の発表機会と互いの向上・交流の場を提供したいという願いから発案され開催しています。
毎年参加している子どもには、その成長ぶりが伺え、初参加の子へは将来の成長を望み、日々純心に打ち込む子どもたちの姿さえも浮かんできます。

今回は、Hoッ!トークとの共催で、鈴鹿市の後援も頂き、開催意義が周辺にも浸透しつつあるようです。また、ゲストコンサートとして、プロの演奏家によるヴァイオリン&アコーディオンのデュオ演奏もあり、より充実した内容となりました。

中村聰さん撮影の写真で当日の様子を振り返ってみましょう。

Labo Party のびのび英語



トップバッターは、Labo Party のびのび英語のメンバーです。オレンジのユニフォーム姿で、1歳から10歳の子どもたち14人が登場し、英語の曲をメドレーで、ダンスを交えながら歌いました。昨年は、お母さん方も一緒に舞台に立っていましたが、今回は子どもたちだけです。自分たちだけで上手く出来るかなーと見守られながらもしっかりと歌いきりました。








ピアノ独奏



『紡ぎ歌』(エルメン・ライヒ作曲)を小学2年生の平田七海さんが演奏。





演奏後は、緊張も解けて一安心。「去年より上手く弾けました」とインタビューにも応えて笑顔がこぼれます。

チェロ独奏



今年で3年目の出演となる安田果穂さん小学6年生です。



『ハンガリアンラブソディー』(ダーヴット・ポッパー作曲)を独奏。
昨年までの少女のあどけなさから今年はお姉さんらしい堂々とした演奏でした。難しい曲目でしたが見事に表現していました。





「とても楽しく弾けました。意識しているところは、早いところと遅いところがあって、遅いところを滑らかに弾くことです」とインタビューに応えます。演奏の時とは違って、あどけない表情を見せてくれました。  

ヴァイオリン二重奏



『二つのヴァイオリンのための協奏曲第一楽章』(J.S.バッハ作曲)を中嶌日世名さんと森本彩未さんの演奏です。
二人とも4年生で、リハーサルもままならないで本番を迎えましたが、しっかり合わせていました。
「楽しかったです」「緊張しました」「早いところとか、綺麗に出来ました」そうです。

ヴァイオリン独奏



『ヴァイオリン協奏曲第一番ト短調第二、三楽章』(M.ブルッフ作曲)を坂井和夏菜さん(中学2年生)が弾きます。



「楽しく弾けました。進んできたところは、音の出し方とか、いい音が出るようになってきた」
と弾き終わっての感想です。

和夏菜さんのお父さんがその演奏についてブログでコメントしているのでここに紹介します。

今日、娘・和夏菜が弾いたブルッフのコンチェルト第2、3楽章は16分以上かかる。
この秋、この曲で幾つかのコンクールに出場したが、演奏時間は10分という制限があった。
つまり、練習ではもちろん最後まで弾くのだが、コンクールという本番では最後まで弾ききったことがない。
今日は、最後の最後まで気持ちよく弾ききって、たくさんの拍手ももらって、このインタヴューでの笑顔。
手にしている花束は、いつも一緒に登校しているアヤネちゃんが、見に来てくれて贈ってくれたもの。嬉しかったようだ。
今日発表した子ども達一人ひとりにも、夫々いろんなドラマがあったに違いない。

ピアノ独奏&弦楽合奏



つづいて、6人が舞台に登場。最初に、小学4年生の松本実桜さんがピアノ独奏でモーツアルト作曲の『アイネ・クライネ・ナハトムジーク第一楽章』を演奏しました。
練習では、ところどころつまづいていたそうですが、本番では流れるように弾けました。


続いて、弦楽合奏による『アイネ・クライネ』。
村田若菜さん(小3)、村田奈華子さん(小5)、坂井和夏菜さん(中2)、坂井正和くん(高2)の4人がヴァイオリンで、安田果穂さん(小6)がチェロでの演奏です。



前日のリハーサルでは、なかなか揃わずに何度も練習したそうです。高2の正和くんもいつもは他人の演奏にうるさいそうですが、リハでは小学生たちにやさしくアドバイスし、お兄さんぶりを発揮していたとか。本番では、実に綺麗に揃っていました。大勢の見守る中での緊張感が演奏に向かう姿勢を作ってくれたのかな。
演奏後の感想もそれぞれ「楽しかったです」と話していました。

合唱



「こんにちは。私たちは西部少年少女合唱団です。最初の曲は『ふるさとの四季』から『こいのぼり』『茶摘み』『我は海の子』『村祭り』『雪』『故郷』をメドレーで唄います。」
と挨拶があり、鯉のぼりの歌からスタートです。春夏秋冬の流れで歌われました。



つづいて、『大きな古時計』『あすという日が』『あなたに』。



「合唱団員は、小学1年生から高校2年生まで30人です。毎週土曜日に鈴鹿市内と津のいろんな学校から練習会場に集まってきます。歌の好きな小中学生の皆さんいつでもどうぞ入団してください。見学もいつでもOKです。」



指揮は辻美由起先生。



「最後まで聞いてくださってありがとうございました。」



会場 から盛大な拍手が贈られます。

明日に向かって励む子ども達を見守り応援する大人たちです。
この場があるのはその両者がいてこそ。
ここに「新しい子ども文化」の芽が育つ土壌が出来ていくのかな、と感じずにはいられません。
記事は後半に続きます。お楽しみに。(写真:中村聰史 文:いわた)

>>> ゲスト演奏と和太鼓演奏と来場者の感想




このページのトップへ

since 14.Jun.2010  Copyright SCS All right reserved.